悠悠閑閑

日々の暮らしの中の小さなことを書き留めたいです。

御朱印を頂きました。

 以前から興味を持ちつつ、踏み込むことが出来なかった『御朱印』を今日、宇都宮市内にある二荒山神社で頂いてきました。

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由緒と風格があり、地元の人々に愛されている神社です。今日は合間を縫って急ぎ足となってしまいましたが、七五三詣、御朱印を頂く方等々、沢山の人で賑わっており、改めてコロナ禍が明けたと実感。

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年に一度の、地元のお祭りやおたりやでは、御神輿がお通りになるこちらも格式を感じる佇まい。

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この階段を上る御神輿は一見の価値アリ。実に見応えがあります。

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階段を上り左手、御朱印はこちらで頂きます。

御朱印帳はお伊勢様からと言われ伝えられているようですが、私はやっぱり、いつもお世話になっているこちらの神社で頂きたいかな。

御朱印帳もこちらで一緒に頂いてきました。悩みどころは、神社とお寺を分けたくなかったけれど、分けざるを得ないのかなと。

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御朱印はシンプルです。

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さて、次はどちらで頂こうかなと、あちこち行き先を探すのが楽しみです。

ラファウ・ブレハッチ ピアノリサイタル

ラファウ・ブレハッチ、日本公演。

今回の日本ツアーは、2021.10.28のオペラシティ公演へ。

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同行者との待ち合わせ1時間位前にオペラシティへ着き、近くのバルでサングリアを飲みながらのんびりしたり。

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閑散としたホール前を撮影したり。

こんなに時間に余裕が有るのなら、銀座へ行き楽譜を見てきても良かったかな、など。

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実はオペラシティってちょっと苦手なんですよね。座席の感じもロビーの雰囲気も。

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この日のプログラムは、

J.S.バッハ:パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1

ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80

* * *

フランク=バウアー:前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 Op.18

ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58

* * *

ショパン:ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op.64-2

 

バッハ、フランク、ショパンソナタを目当てに聴きに行ったのですが、意外にも苦手だったベートーヴェンの32の変奏曲が私の中では一番良かったと思いました。次いでアンコールのショパンワルツ。こちらは何とも形容し難く、恐らくショパンはこう弾いたのだろうなと。前半も後半もとても落ち着いた雰囲気で心地よく、それはきっと、曲の調性が同じだったからなのかもしれません。スッキリ整理整頓された、知的なプログラムでした。

楽しみにしていたフランクは、譜読みをしているところなので勉強も兼ねて。アプローチがとても興味深く、ペダリングも参考に。この曲は、音を拾うだけならそんなに難しくないと思いますが、オルガンの曲ですし、響きや和音のバランスを取るのがとても難しい。願わくばCDで幾度となく聴きたい。因みにヘビロテで聴いているのはルガンスキーのもの。ロシアピアニズムはだいぶ薄れてきていますが、後に名盤と呼ばれるのではないかと思っています。

19時からの公演でしたが、10分位遅れての開演。ピアノリサイタルでは珍しいなぁと思っていたら、ステージに出てきた演奏者本人から遅れた理由とお詫びが。私は真ん中辺りの席だったので聞き取れませんでしたが、ご家族が急病との連絡が直前に入ったとかなんとか。演奏が「焦っていた」とか「乱れた」なんて思われた方も多くいらっしゃったようですが、私は一切感じず。ここまで来られるアーティストの皆さんは、どんなことがあっても、仕事の舞台でメンタルの衰弱を感じさせるようなことは無いのではないかと個人的には思います。

ブレハッチさんは大きいホールではなく、小さいホールで聴いてみたいですね。イメージ的に、大きい音を出す人では無いし、美し過ぎる弱音は小さいホールで音を浴びてみたい。